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コラム
本革チャームのお手入れ完全ガイド 黒ずみ・汚れをレザーウォッシュでやさしくリセット

バッグにつけた本革のチャームやキーホルダー、気づいたら黒ずんでいませんか。毎日いっしょに出かけているのに、バッグ本体よりもお手入れを忘れがちな存在です。
結論から言うと、本革チャームは「こまめにやさしく洗う」ことで、くすみやニオイをため込まず、長くきれいな状態を保てます。ゴシゴシこするのではなく、弱酸性の革用洗浄剤「レザーウォッシュ」を泡立てて拭き洗いするだけで、水溶性の汚れ(汗・手あか・ファンデ・排気ガスの粉じんなど)をすっきり落としつつ、革の繊維を守り、油分と保湿も補えます。
高級クリーニングに出さなくても、おうちで月に一度「洗ってリセット」してあげるイメージです。
なぜ本革チャームはすぐに黒ずむのか
本革チャームは、バッグの取っ手まわりやファスナー近くにぶら下がっていることが多く、手で触れる頻度がとても高いアイテムです。ドアを開ける時、電車のつり革につかまる時、レジでお財布を出す時…無意識のうちにチャームを握ってしまうこともあります。
そのたびに、手の汗や皮脂、ハンドクリーム、ファンデーションなどが少しずつ革に残り、さらに外のホコリや排気ガスの汚れも付きます。面積が小さいぶん、汚れが目立ちやすく、「いつの間にか全体がくすんでいる」という状態になりがちです。
「拭くだけ」だと落とせない汚れ
乾いた布でサッと拭くお手入れは、ホコリを落とすには有効ですが、黒ずみの元になっているのは水溶性の汚れ(汗・皮脂と混ざった汚れ、メイク汚れなど)が多く、から拭きだけでは十分に落とせません。
一方で、食器用洗剤やアルコールシートを使うと、汚れと一緒に革の油分まで奪ってしまい、ひび割れや硬化の原因になることもあります。
そこで役立つのが、株式会社ミズタニの皮革用栄養洗剤「レザーウォッシュ」です。とくに泡タイプのレザーウォッシュ クリーミーフォームは、弱酸性で革に近い性質を持ち、
「洗浄」+「繊維保護」+「油分&保湿補給」
を一度にかなえてくれるのが特長です。
レザーウォッシュで行う、本革チャームのやさしいお手入れ
ここでは、レザーウォッシュ クリーミーフォームを使った、基本のケアの流れをイメージしてみましょう。準備するのは、柔らかい布やコットン、あれば100均の小さなスポンジなど、特別な道具はいりません。
まず、チャームの金具部分や、どうしても濡らしたくない金属・布パーツがあれば、ティッシュやマスキングテープで軽く保護しておきます。そのうえで、目立たない裏側の小さな範囲に、レザーウォッシュの泡を少量つけて、色落ちやシミにならないかパッチテストを行います。
問題がなければ、布やスポンジにクリーミーフォームを適量とり、泡をなじませてから、チャーム全体をやさしくなでるように拭いていきます。ゴシゴシこする必要はありません。特に黒ずみが気になる角や縫い目のあたりは、力を入れすぎないよう注意しながら、何度か往復させるイメージで汚れを浮かせます。
仕上げの拭き取りと乾かし方が、きれいを左右する
汚れが浮いてきたら、今度は泡が残らないように、きれいな布を軽く水で湿らせ、固くしぼってから全体をていねいに拭き取ります。その後は、乾いた柔らかい布で水気をやさしく押さえるようにして、余分な水分をとってあげてください。
乾燥させるときは、直射日光やドライヤーの熱風はNGです。風通しの良い日陰において、自然乾燥させるのが理想的です。小さなチャームなら一晩もあれば、ほぼ乾いてくれます。完全に乾いたあと、革の表面がしっとりと落ち着いていれば、お手入れ完了です。
小さなアイテムこそ「月1回のリセット習慣」を
本革チャームは、バッグやお財布とは違って、「ついそのまま放置」されがちなアイテムです。しかし、顔まわりや手元に近い場所にあるぶん、実はよく見られている部分でもあります。
レザーウォッシュを1本持っておけば、
- バッグ本体やお財布をケアするときに
- ついでにチャームも、ちゃちゃっと泡で拭く
という「ついでケア」がしやすくなります。月に一度、汚れが気になってきたタイミングでかまいません。こまめに汚れとニオイをリセットしておくことで、革の寿命も見た目も大きく変わってきます。
100均グッズを味方にすると、もっとラクになる
お金をかけなくても、本革チャームのお手入れは十分にできます。たとえば、100均で手に入るような小さめのスポンジや、やわらかいマイクロファイバークロス、小さなプラスチック容器などがあると、泡を扱いやすく、細かい部分までやさしくケアしやすくなります。
レザーウォッシュの弱酸性の泡+身近な道具で、「高級そうだから触ってはいけない」チャームが、「自分で守れるお気に入りの一品」に変わっていきます。
ご使用前の注意点(必ずご確認ください)
最後に、レザーウォッシュ全般をご使用いただく際の注意点です。本革チャームのお手入れにも共通します。
- ヌメ革・爬虫類革・毛皮コート・純白のファーには使用できません。
(ファーそのものは基本的に使用可能ですが、純白のファーは色変化のリスクが高いため不可とお考えください。) - 起毛素材(スエード・ヌバックなど)や、赤・青・淡い色の革は、色落ちしやすい傾向があります。必ず目立たない場所でパッチテストを行い、問題がないことを確認してからご使用ください。
- 製品ごとの詳細な使い方は、レザーウォッシュのパッケージや公式サイトの説明もあわせてご確認ください。
小さな本革チャームは、バッグやお財布以上に、その人のこだわりやセンスがあらわれるアイテムです。
「汚れてきたら買い替える」のではなく、弱酸性のレザーウォッシュでやさしく洗ってあげることで、思い出ごと長く楽しむことができます。月に一度の「洗ってリセット習慣」、ぜひ今日からはじめてみてください。




