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コラム
ホワイトハウスコックス(Whitehouse Cox)のお手入れ完全ガイド ブライドルレザーを育てる!

ホワイトハウスコックスの財布やベルトって、「一生もの」とよく言われますよね。1875年創業のイギリス老舗ブランドで、馬具づくりから始まった堅牢なブライドルレザーが代表素材。
ただ、どんな名品でも、汗や皮脂、雨じみを放っておくと劣化は早まります。そこで頼りになるのが、革を洗ってリセットできる革用洗浄料「レザーウォッシュ」。弱酸性で革の繊維を守りながら、水溶性の汚れやニオイを落とし、油分・保湿も補ってくれるので、「こまめなお手入れ+月1回のリセットケア」が自宅でできます。
ここでは、ホワイトハウスコックスの魅力を損なわないように気をつけながら、レザーウォッシュ、とくにレザーウォッシュ クリーミーフォームを使ったお手入れ方法をご紹介します。
ホワイトハウスコックスのブライドルレザー、ここがポイント
ホワイトハウスコックスの代表素材ブライドルレザーは、もともと馬具に使われてきた、非常に堅牢な革。植物タンニンでじっくり鞣したカウハイドに、タロー(獣脂)を含んだブライドルグリースを何度も塗り込み、時間をかけて仕上げられています。(frame.jp)
そのため、
- 使い始めはマットで少し粉っぽい
- 使い込むほど色ツヤが増し、深い光沢が出る
という大きな「育てがい」が特徴です。
ときどき表面に現れる白い粉状のもの(ブルーム)は、革の内部に染み込ませた油分が表面に浮き出たもので、不良ではありません。柔らかい布やブラシで磨けば、革の中に戻っていき、ツヤも戻ります。(frame.jp)
ただし、ツヤの陰には「汗・皮脂・ホコリ」の蓄積も。これを時々リセットしてあげると、ブライドルレザーのハリやコシを長く保ちやすくなります。
日常のお手入れ:まずは乾拭きとブラッシング
レザーウォッシュを使う前に、普段から次の“ひと手間”を習慣にしておくと◎です。
- 帰宅したら、柔らかい布でサッと乾拭き
- ステッチ周りやホコリが溜まりやすい溝はブラッシング
- ブルームが出てきたら、乾いた布かブラシでなじませる
クリームやオイルは「たくさん塗れば良い」というものではなく、“乾いてきたな”と感じたタイミングで、ごく薄くが基本。油分過多はベタつき・シミ・色ムラの原因になります。
月1回の“洗ってリセット”:レザーウォッシュ クリーミーフォームの使い方
「革を洗う」と聞くとドキッとしますが、レザーウォッシュは弱酸性の革専用洗浄料。水溶性の汚れ(汗・皮脂・ホコリ・軽いニオイなど)を落としつつ、革の繊維を保護し、油分や保湿成分も補うよう設計されています。
なかでもレザーウォッシュ クリーミーフォームは、
- 泡で出てくるので量の調整がしやすい
- 水場がなくても「塗って拭き取る」だけでOK
- 初めての方でも、ブライドルレザーに使いやすい
という、ホワイトハウスコックスの財布・ベルト向きのアイテムです。
財布・ベルトのお手入れステップ
- 1.ホコリを落とす
軟らかいブラシや布で、表面・ステッチ・コバ部分のホコリを落とします。ブルームが出ている場合は、このタイミングでブラッシングして革になじませます。 - 2.フォームを布に取る
クリーミーフォームを直接革に乗せず、柔らかい布に1〜2プッシュ。泡をなじませて、布全体に薄く広げます。 - 3.薄く、ムラなく拭き広げる
財布やベルトの表面を、円を描くようにやさしく拭きます。ゴシゴシこするのではなく、「なでる」イメージで。コバや折り曲げ部分は特に力を入れすぎないよう注意します。 - 4.乾いた布で拭き上げる
別の乾いた布で、残った泡や汚れを拭き取ります。このとき、スナップボタンの裏やカードポケットのフチなど、手が触れやすい部位も軽く拭いておくと、ベタつき防止になります。 - 5.風通しの良い日陰で乾燥
直射日光やドライヤーはNG。室内の風通しの良い場所で自然乾燥させます。しっかり乾いたら、必要に応じてごく少量のレザークリームで仕上げてもOKです。
この「月1回の洗ってリセット」を続けると、汚れによるくすみやニオイを抑えつつ、ブライドルレザーのハリ感・ツヤ感を気持ちよく楽しめるようになります。
レザーウォッシュを使うときの注意点
ホワイトハウスコックスの定番はブライドルレザーですが、他ブランドも含めて革ケア全般で、レザーウォッシュを使うときの注意点もまとめておきます。
- 使用不可の素材
レザーウォッシュは、- ヌメ革
- 爬虫類革
- 何枚もの革を縫い合わせた毛皮コート
- 純白のファー
- には使用できません。
一方で、「普通のファー単体」は使用可ですが、いずれにしても必ず目立たない部分でテストしてください。
- 色落ちしやすい色・起毛革に注意
エードなどの起毛革、赤・青・淡い色の革は、色落ち・色移りのリスクがあります。少量を目立たない場所に試して、布への色移りを確認してから全体に使いましょう。 - 強い熱・直射日光はNG
洗浄後に早く乾かしたくても、ドライヤーやヒーター、直射日光は避けてください。革が硬化したり、ひび割れの原因になります。
まとめ:ホワイトハウスコックスは「育てる楽しみ」をレザーウォッシュでサポート
ホワイトハウスコックスのブライドルレザーは、買った瞬間が完成ではなく、手入れをしながら自分だけの一本・一個に育てていく革です。(OTOKOMAE)
- 普段は乾拭きとブラッシングでホコリを落とす
- ブルームは磨いてなじませてあげる
- 汚れやニオイが気になってきたら、レザーウォッシュ クリーミーフォームで“洗ってリセット”
このサイクルを続けていくと、ツヤも色味もどんどん自分好みに変わっていきます。
「せっかくのホワイトハウスコックスだから、長くきれいに使いたい」という方は、クローゼットの棚にレザーウォッシュを1本常備しておくと、気になったタイミングでサッとケアできて、とても心強いですよ。





