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コラム
土屋鞄の革小物を長く愛用するお手入れ術|自宅でできるやさしいケアとレザーウォッシュ活用法

(土屋鞄製作所)
土屋鞄の名刺入れやキーケース、Apple Watchバンド、レザーのスマホケース…。毎日手に触れる「小物」こそ、気づかないうちに手汗や皮脂、外気のホコリで少しずつくたびれていきます。
「いい革だから何もしなくても大丈夫」と思っていると、ある日ふとツヤが鈍くなっていたり、黒ずみが気になってきたり。土屋鞄が大事にしているのは「時を超えて愛される価値」や、日本の「丁寧」なものづくりの精神です。(土屋鞄製造所)
その思いに応えるためにも、月に一度くらいは自宅でかんたんなお手入れをして、革小物をリセットしてあげましょう。ここでは、土屋鞄の革小物に合う基本のケアと、弱酸性の革用洗浄剤「レザーウォッシュ」の上手な取り入れ方をご紹介します。
革小物が「汚れやすい」理由
土屋鞄の革小物は、上質なレザーを使った名刺入れやIDカードケース、キーケース、ペンケース、レザーのスマホアクセサリーなど、ビジネスでもプライベートでも活躍するアイテムが揃っています。(土屋鞄製造所)
これらは
- ほぼ毎日、素手で触れる
- ポケットやバッグの中で擦れやすい
- 季節を問わず、汗や皮脂にさらされる
という理由から、実は「鞄本体以上に」汚れやすい存在です。
表面に黒ずみや指先の皮脂が残ったまま放置すると、シミやカビ、変色の原因にもなります。特に手のひらサイズの小物は、変化が出ると目に入りやすく、「なんだかくたびれてきたな…」と感じるポイントになりがちです。
日常の基本ケア:1分でできる「乾拭き習慣」
まずはお金をかけずにできる、超基本ケアから。
- 柔らかい布(メガネ拭きや綿のハンカチなど)を用意
- その日の終わりに、革小物の表面をサッと乾拭きする
- 隙間やステッチ部分も軽くなぞる
これだけで、表面のホコリやうっすら付いた手汗が落ち、ツヤを保ちやすくなります。
特別な道具がなくても、まずは「触ったら拭く」を意識するだけで、状態はかなり変わります。
月に一度の“リセット”ケアにレザーウォッシュ
乾拭きだけでは取りきれないのが、
- うっすらした黒ずみ
- こびりついた汗・皮脂
- 何となく感じるニオイ
といった「水溶性の汚れ」です。ここで活躍するのが、弱酸性の革用洗浄剤「レザーウォッシュ」です。
レザーウォッシュは、
- 革の内部に染み込んだ汗やニオイなど、水溶性の汚れを落とす
- 皮革のコラーゲン・ケラチン繊維を保護しながら洗える
- 洗ったあとに油分・保湿成分も補給してくれる
という特長があり、「汚れを落として終わり」ではなく、革をしなやかに保つケアまで一度で行えるのがポイントです。
土屋鞄の革小物なら、特に
- 名刺入れ・カードケース
- キーケース・キーリング
- スマホケース・レザーストラップ
- ペンケースや手帳カバー(一枚革のスムースレザー系)
など、手に触れる機会が多いアイテムと相性が良いケア方法です。
かんたんステップ:革小物にレザーウォッシュを使う流れ
レザーウォッシュの中でも、初心者さんに使いやすいのがフォームタイプの「レザーウォッシュ クリーミーフォーム」。泡で出てくるので、小物のポイントケアにも向いています。
- 目立たない場所でパッチテスト
まずは裏側や内側など、見えにくい部分で少量試し、色落ち・風合い変化がないか確認します。 - 柔らかい布に泡を取り、なじませる
布にレザーウォッシュの泡を少量取り、トントンとなじませてから革にあてます。いきなりビシャビシャにしないのがコツです。 - 表面をやさしく拭き洗い
革小物の表面を、力を入れすぎないようにクルクルと拭きます。ステッチの隙間や指先がよく触れる角もしっかりケア。 - 乾いた布で泡を拭き取る
きれいな乾いた布で、残った泡と汚れをていねいに拭き取ります。 - 風通しの良い日陰でしっかり乾燥
直射日光やドライヤーはNG。自然乾燥でしっかり乾かしてから、必要に応じて革用クリームやオイルで薄く保護してあげるとベストです。
これを月に1回程度の“リセット習慣”にしておくと、革小物のくすみやニオイが溜まりにくくなり、長く気持ちよく使えます。
土屋鞄の「革の種類」とレザーウォッシュの注意点
土屋鞄の革小物には、オイルヌメ革・コードバン・ブライドルレザーなど、さまざまな革が使われています。(土屋鞄製造所)
レザーウォッシュは幅広い革に使えますが、次のような素材には使用を避けてください。
- ヌメ革(特に土屋鞄の「ヌメ」シリーズなど)
- 爬虫類革
- 毛皮コート(何枚もの毛皮を縫い合わせたアウター系)
- 純白のファー
また、起毛素材(スエードやバックスキンなど)や、赤・青・淡色の革は、色落ちや色ムラが起きやすいため、使う場合はごく少量で慎重にパッチテストを行ってください。
土屋鞄の公式オンラインストアでは、革の種類が「オイルヌメ革」「コードバン」「ブライドルレザー」などと表示されています。(土屋鞄製造所)
購入時や商品ページで革の種類を確認し、スムースレザー系の小物を中心にレザーウォッシュを使うのがおすすめです。
「永久サポート」との併用で、さらに安心
土屋鞄には、修理やケアの相談ができる「永久サポート」の仕組みがあります。(土屋鞄製造所)
自宅ケアで不安なときや、大きなシミ・深い傷がついたときは、無理に自分で何とかしようとせず、一度プロに相談するのが安心です。
- 日常:乾拭き+月1回のレザーウォッシュでリセット
- 大きなトラブル:土屋鞄のサポートや修理に相談
というスタンスで使い分ければ、「大事にしたいのに、間違ったお手入れで傷めてしまった…」という失敗を防げます。
まとめ:小さな「丁寧」が、土屋鞄の革小物を守る
土屋鞄が大切にしているのは、「人とものと時間を大切にする日本の丁寧さ」。(土屋鞄製造所)
その精神は、作り手だけでなく、使い手の私たちの側にも、少し分けてもらえると素敵です。
- 毎日、使ったあとは軽く乾拭き
- 月に一度は、レザーウォッシュで“洗ってリセット”
- 素材に合わないケアは避けて、困ったらプロに相談
この3つを意識するだけで、名刺入れやキーケース、スマホケースなどの土屋鞄の革小物は、ぐっと長く、そして気持ちよく付き合ってくれます。
「いい革だからこそ、いい関係を続けたい」。
そんな気持ちで、次のお休みに、手のひらサイズのパートナーたちをまとめてケアしてみてはいかがでしょうか。





